関連ウェブサイト・書籍
関連ウェブサイト一覧
本ウェブサイトの運営者により執筆された、ナッジや行動経済学に関するコラムや関連ウェブサイトをまとめました。
日本経済新聞「やさしい経済学」(佐々木周作)
ナッジの基本から最新の事例まで学ぶことができる10回の連載コラムです。
「やさしい経済学」のニュース一覧: 日本経済新聞
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。
www.nikkei.com
iJAMPポータル「ナッジ入門編」(PolicyGarage)
自治体職員によるリレー形式のコラムで、自治体におけるナッジの実践事例を紹介しています。
【ナッジ入門編1】ナッジとは何か
特定非営利活動法人PolicyGarage事務局 長澤美波 ここ数年、ナッジという言葉がさまざまな場面で聞かれるようになってきました。 ナッジ(nudge)とは「人々の選択肢を奪うことなく、環境を整えることで、本人や社会にとって望ましい行動をするようにそっと後押しする手法」と定義されています。ノーベル経済学賞を受賞した米国の行動経済学者リチャード・セイラー氏らが提唱しました。 ...
portal.jamp.jiji.com
Wedge ONLINE「社会の『困った』に寄り添う行動経済学」(佐々木周作)
日々の社会生活における行動経済学の活用例がわかりやすく解説された連載コラムです。
社会の「困った」に寄り添う行動経済学:Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン):
Wedge ONLINEはウェッジ社が運営するWebマガジンです。「日本を もっと、考える」をテーマに、良質なコンテンツをご提供して参ります
wedge.ismedia.jp
PolicyGarage note
PolicyGarageの活動報告や、メンバーによるナッジのコラムを掲載しています。
PolicyGarage|note
こんにちは! PolicyGarage(愛称ポリガレ)の企画広報チームです。 今回は、尾瀬保護財団とポリガレで2021年度に取り組んだ、「トイレチップ(協力金)の支払いを、ナッジで増やせるか」という実証事業についてご紹介します。 ◇支払いをナッジで増やす ...
note.com
日本版ナッジ・ユニット(BEST)ホームページ
国内のナッジに関する総括や「ベストナッジ賞コンテスト」、「倫理チェックリスト」などを掲載したウェブサイトです。
日本版ナッジ・ユニット(BEST)について
日本版ナッジ・ユニットでは、新型コロナウイルス対策におけるナッジの活用について第16回日本版ナッジ・ユニット連絡会議から検討を開始しています。 具体的には、行動経済学や社会心理学等の行動科学の有識者等との連携の下、市民の自発的な行動変容を促す取組を一般募集したり、地方公共団体等におけるナッジの活用事例(こちらとこちら(英語)に一部掲載)を収集したりしています。 また、ナッジ等の行動科学の知見(行動インサイト)を活用する世界の各国や国際機関の実務家等から構成され、新型コロナウイルス対策に特化したワーキンググループ(国や機関の垣根を越えた史上初のグローバルなナッジ・ユニット)に参画し、我が国のナッジの活用事例を発信する等、国際的な連携を進めています。 (0)講演・説明会 地方公共団体や学会、公的機関を中心に全国で講演・説明会を開催しております。 (現在はオンラインでの開催のみとさせていただいております。) ご相談・ご依頼は事務局 chikyu-suishinアットenv.go.jp (アットは@)までご連絡ください。 事前に以下の関連動画(いずれも外部動画サイト)をご覧ください。 (1)日本版ナッジ・ユニット連絡会議 (産学政官民連携によるオールジャパンの議論の「場」"open space for open discussion" 参加者持ち寄りのポットラック型討議) (科学的根拠の提供、施策の社会実装の支援、「相談窓口」等をする"Evidence Institution") 検討・相談対応実績 (行動インサイトと技術の融合) (4)行動経済学会とのコラボレーション ア.「ベストナッジ賞」コンテスト イ.行動インサイト・アイデアソン (5)EBPM(エビデンスに基づく政策立案)とEBP(エビデンスに基づく実践)の好循環 (6)倫理的配慮の検討 (7)国内連携 行動に着目した社会課題解決のための官民協議会(HuB)との連携 府省庁版・自治体版ナッジ・ユニットとの連携 関係府省庁・自治体職員のキャパシティビルディング 環境省・内閣府の有志の企画による府省庁・地方公共団体向けセミナーシリーズ 第2回:令和元年6月11日(講師:京都大学佐々木周作特定講師) 第1回:平成31年3月25日(講師:京都大学佐々木周作特定講師) 消費者委員会との連携 (8)国際連携 (9)「ナッジの先」について(Beyond Nudge) (10)ナッジアンバサダー (11)政策提言
www.env.go.jp
横浜市行動デザインチーム(YBiT)ホームページ
YBiTの活動内容のほか、EASTチェックリストや活用ガイドを掲載したウェブサイトです。
横浜市行動デザインチーム
市民や社会にとって真に効果的な行政サービスの提供をミッションにしています。 そのミッションを実現するために、YBiTは、世界中で急速に普及しているナッジを初めとした「行動デザイン」や「データ・エビデンスに基づく科学的な行政手法」を、日本の地方自治体に先駆けて取り入れてきました。 ...
ybit.jp
三菱UFJリサーチ&コンサルティング行動科学チーム(MERIT)ホームページ
民間シンクタンク初のナッジユニットとして、行動経済学や実験的な効果検証手法を活用した政策についての事業実績やレポートを掲載しているウェブサイトです。
行動科学チーム(Murc Experimental and behavioRal Insights Team:MERIT) | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
行動科学チーム(Murc Experimental and behavioRal Insights Team:MERIT) 税、補助金、規制・ルールといった伝統的な政策手段に加えて、行動経済学や行動科学の知見に基づくナッジ等が、新しい政策ツールとして国内外で使われるようになってきました。 ...
www.murc.jp
気候変動・省エネルギー行動会議(BECC JAPAN)ホームページ
気候変動における人の行動への働きかけについて、産学官民の垣根を越え情報交換・議論を行うカンファレンスです。
気候変動・省エネルギー行動会議 - BECC JAPAN
2017年に行動経済学の権威である米国のリチャード・セイラー教授がノーベル経済学賞を受賞され、「Nudge(ナッジ)」という言葉を国内でも耳にするようになりました。英国や米国では心理学などの行動科学の知見を、マーケティング分野にとどまらず公共政策全般、すなわち省エネルギーや環境対策の分野にも応用しています。米国では、そういった知見を集約し、省エネルギー行動を促す効果的な働きかけ方を議論する場...
seeb.jp
厚生労働省 e-ヘルスネット
健康政策におけるナッジの活用について解説しています。
健康政策
〒100-8916 東京都千代田区霞ヶ関1-2-2© Ministry of Health , Labour and Welfare, All Rights Reserved.
www.e-healthnet.mhlw.go.jp
参考書籍
本ウェブサイトの運営者により執筆したナッジに関する主な書籍をご紹介します。
PolicyGarage編「自治体職員のためのナッジ入門 どうすれば望ましい行動を後押しできるか?」(公職研)
自治体の政策にナッジを取り入れるにはどうしたらよいか、を自治体職員の目線から解説した書籍です。
自治体職員のためのナッジ入門
■目次■ 解題(佐々木周作氏〈大阪大学感染症総合教育研究拠点・特任准教授〉) 1 ナッジとは 2 ありのままの人間像をまなざす 3 世界で広がるナッジ 第2章 ナッジの組み立て方 1 ナッジ活用で押さえるポイントは2つ 2 ナッジ活用のコツEASTフレームワーク column 手元にEASTチェックリストを column EASTを踏まえた健診・検診の受診率向上策 column EASTプラスFunのFEAST 3 ナッジ活用の3ステップ 第3章 ナッジの活用事例 1 汎用性の高い9つの事例 事例01 納税の口座振替促進(横浜市) 事例02 SMSを活用した特定健診受診勧奨(横浜市) 事例03 HPVワクチン定期接種の啓発(香川県) 事例04 同意書の返送率向上(つくば市) 事例05 商店街でのコロナ対策(尼崎市) 事例06 市役所窓口の混雑防止(尼崎市) 事例07 犬のフン害対策(宇治市) 事例08 石けん手洗いの促進(北海道) 事例09 電気消し忘れ防止(宇都宮大学) 2 ナッジ活用の3ステップを踏まえた事例 事例01 特定保健指導案内封筒の開封率向上(横浜市) 事例02 レジ袋の辞退率向上(北海道) 事例03 衛生管理計画の研修会の参加率向上(岡山県) 3 ナッジ習得までのステップ 第4章 ナッジの価値と展開方法 1 なぜ、今ナッジか 2 自治体職員とナッジ 3 自治体職員がナッジに取り組むには 第5章 ナッジの限界と他手法との組み合わせ 1 万能ではないナッジ、その限界とは 2 ナッジ以外の多様な政策手法との組み合わせ 第6章 ナレッジシェアが拓く自治体政策の未来 1 期待されるナレッジシェア 2 ポリガレと自治体との連携 【巻末付録】EAST®チェックリスト ■著者紹介■ 横浜市行動デザインチーム(YBiT)のメンバー中心に、2021年1月に設立されたネットワーク型のNPO法人。人を中心とする効果的な政策を創り、よりよい社会づくりに貢献するため、ナッジ等の行動科学、デザイン思考、データ・エビデンスに基づく政策(EBPM)の普及を行う。YBiTから通算して、月例研究会40回、研修・講演・講義130件、事例支援80件等を実施(2022年6月現在)。自治体・省庁職員、公共意識の高い民間や大学の専門家や学生などが参加。
www.koshokuken.co.jp
髙橋勇太・村山洋史・竹林正樹「保健活動で使える!ナッジ 押さえておくべき基本と実践例」(医学書院)
保健師をはじめ公衆衛生に従事する方々が、ナッジについて学び、導入や実践を目指すための書籍です。
保健活動で使える! ナッジ | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院
もっと見る
www.igaku-shoin.co.jp
大竹文雄「あなたを変える行動経済学」(東京書籍)
大学受験予備校で高校生向けに行った行動経済学のオンライン講義をもとにしながら、行動経済学の考え方とその応用例について、若い世代を念頭に解説した書籍です。
【東京書籍】 一般書籍 社会一般 あなたを変える行動経済学
序章 直観が邪魔をする 三つの問題を考えてください/アメリカの一流大学でも正答率は高くない/3問とも正解した人の特性は?/「錯視」と行動経済学 第1章 「もったいない」を考える あなたならどうしますか?/典型的なパターンはなぜ起きるのか/サンクコストは忘れることが大事/豊作でレタスを廃棄?/「サンクコスト」をよく理解する//オランダ語を捨てて英語を学ぶ?/二つの教訓 第2章 損失は避けたい ...
www.tokyo-shoseki.co.jp
山根承子・黒川博文・佐々木周作・髙阪勇毅「スッキリわかる!今日から使える行動経済学」(ナツメ社)
身の周りの行動経済学について、マンガや豊富なイラストでわかりやすく説明された書籍です。
今日から使える行動経済学 | ナツメ社
スッキリわかる! 今日から使える行動経済学 山根承子+黒川博文+佐々木周作+髙阪勇毅=著 「人間の行動のクセ」を経済学に適用し、大きな成果を挙げている「行動経済学」。本書はそんな成果の中から「"損失の悲しみ"を使ったやる気管理」「"おとり効果"を使った顧客の誘導」といった、ビジネスで生かせるものに焦点を当てています。マンガと豊富なイラストも、読者の理解を助けます。 ...
www.natsume.co.jp
大竹文雄「行動経済学の使い方」(岩波新書)
行動経済学の基礎知識やナッジの実践手法、実際の事例などがわかりやすくコンパクトにまとめられた書籍です。
行動経済学の使い方 - 岩波書店
はじめに 第1章 行動経済学の基礎知識 1 プロスペクト理論 リスクのもとでの意思決定/確実性効果/損失回避/フレーミング効果/保有効果 2 現在バイアス 先延ばし行動/コミットメント手段の利用 3 互恵性と利他性 社会的選好/互恵性 4 ヒューリスティックス 近道による意思決定/サンクコストの誤謬/意思力/選択過剰負荷と情報過剰負荷/平柊への回帰/メンタル・アカウンティング/利用可能性ヒューリスティックと代表性ヒューリスティック/アンカリング効果/極端回避性/社会規範と同調効果/プロジェクション・バイアス 第2章 ナッジとは何か 1 ナッジを作る 軽く肘でつつく/行動の特性を考える/行動変容を本人が望んでいるか/ナッジの選び方 2 ナッジのチェックリスト Nudges/EAST/MINDSPACE 3 ナッジの実際例 老後貯蓄の意思決定/自然災害時の予防的避難/ナッジは危険なのか? 第3章 仕事のなかの行動経済学 1 三つの例から バイトのシフトをどう入れるか/タクシー運転手の行動予測/行動経済学で解釈すると/プロゴルファーの損失回避 2 ピア効果 優秀な同僚が入ってきたら/スーパーマーケットのレジ打ち/競泳のタイム決勝 第4章 先延ばし行動 1 賃金について考える 参照点による効果/伝統的経済学による年功賃金の説明/行動経済学による年功賃金の説明 2 バイアスに着目する 失業期間を短くする/長期失業を防ぐナッジ/社会保障給付申請の現在バイアス/長時間労働と先延ばし行動 第5章 社会的選好を利用する 1 贈与交換 贈与交換で生産性は上がるか/負の贈与の影響/贈与のイメージを意識させる 2 昇進格差はなぜ生まれる? 競争選好に男女差はあるか/マサイ族とカシ族での実験 3 多数派の行動を強調する 女性の取締役を増やすナッジ/無断キャンセルを減らすナッジ 第6章 本当に働き方を変えるためのナッジ 1 仕事への意欲を高める 際限なく続く仕事/「シーシュポスの岩」の実験/意味のある仕事 2 目標と行動のギャップを埋める 達成できない目標/実行計画を書き出す/量ではなく時間で/合理的行動の落とし穴/習慣化できるルールを作る/次善の策がベストの策 第7章 医療・健康活動への応用 1 デフォルトの利用 ナッジで変える健康活動/大腸がん検診の受診率向上ナッジ/ワクチン接種率の向上ナッジ/オプト・イン/終末期医療の選択 2 メッセージの影響を考慮する 利得フレームと損失フレーム/治療法の説明 3 成果の不確実性を考慮する ダイエットのナッジ/ジェネリック薬品への切り替え 4 臓器提供のナッジ イギリスでの実験/日本での実験 第8章 公共政策への応用 1 消費税の問題 重く見える消費税負担/同じ税負担でも消費行動が変わる/誤計算バイアス/軽減税率はなぜ好まれるのか/軽減税率は補助金と同じ/軽減税率の行動経済学 2 保険料負担の問題 一般の人の理解/伝統的経済学での理解/現実はどちらか 3 保険制度の問題 公的年金・公的健康保険の必要性/モラルハザード/法案提出と損失回避/少数派として意識させる 4 O型の人はなぜ献血をするのか 血液型性格判断/献血行動と血液型/血液型の特性に着目する 文献解題
www.iwanami.co.jp